裏日記。
はてなでは書けない愚痴とか裏話。表より表現が痛い可能性大です。

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8月19日

>19日23時に拍手を下さった方

まぁ、確かに議論は避けたい話題ではありますね。
僕なんかは自分が実際に見て感じたものに基づいてモノを考えたいなぁと思っています。
孫子の兵法書に「彼を知り己を知れば百戦危うからず。彼を知らず己を知れば、一勝一敗す。彼を知らず己を知らざれば、戦うごとに必ず敗れる」とあります。
日本の言い分だけでなく、中国・韓国のことも十分に知らないといけないと思います。
政治的な面だけ見るのではなく、彼の国の文化・彼等を取り巻く国際的な情勢・彼等の人となり……。
侵略されたと見るならば、その後の対応はどうしたいのか。これから未来永劫に渡って付き合っていかなくてはならない国々に、どういう対応をするのか。
その民族を滅ぼすというのは論外です。やってしまえば人類の愚であるナチスの二の舞となってしまいます。
自分はこの問題に関しては、あまりにも勉強不足です。議論するだけの知識もありませんし、また語るだけの資格も無いのだと思います。

ただし、過去2000年来にわたって友好を築いてきたという歴史だけは忘れないで、そして希望を持って生きていきたいものです。
(友好と言うとすんごい語弊ありそうだなぁ。中華帝国(魏〜清国)は日本を東夷蛮族としてみなしてたもの、HAHAHA)

 

 

8月16日

色々考えていると頭がぐっちゃりねっちゃりして、全く考えがまとまらないのれす。
ひとえに、自分の思考能力の無さがそういう状況を生み出しているのでしょうけれども。

 

小泉総理が靖国神社に参拝しました。
この出来事に関して様々な見解がありますし、自分も日和見しとこうかなーとか思ってました。
しかし、某氏が自分の意見を述べていた事や、しっかりとした意見持たないとあかんぜよと仰っていましたんで、
ああー、そうだよなーと思いつつ、自分の雑感を述べさせていただきます。

自分としては、首相が靖国神社に参拝する事はいけない事だと思っています。
いや、小泉純一郎氏個人が行く事には何も反対はしません。これに関して反対というと、思想・信教の自由に反しますし。
ただし、日本国民の公僕である「首相」として行ってはいけないと、僕は思うのです。
日本という国の顔とも言える存在は首相です。その日本の顔たる首相が、祖国の為に命を賭して戦った者を供養するのは、何ら不思議ではありません。
現に、世界中の指導者は戦没者に対して追悼の念を抱き、彼等を偲ぶという行為を行っています。
問題は、「靖国神社」という存在が内外に渡って影響を与えてしまっているという事です。

靖国神社は宗教法人で、根底には国家神道が通っています。
その一宗教法人に一国の総理が参拝するというのは、政教一致に触れてしまう可能性があります。
戦没者が祀られているとの事ですが、その中にA級戦犯が混じっています。
かの神社では先の戦争を指揮したといわれる人達が祀られ、英霊として崇められています。
靖国神社に参拝したという事は、幾数多の英霊だけでなく、内外ともに人々を苦しめたA級戦犯も「貴方は素晴らしいです」と賛嘆しているのです。
中国・韓国などは、靖国神社に総理が参るというだけで反発します。
それは、靖国を取り上げる事によって日本を槍玉に挙げて悪者せしめ、自国のナショナリズムを高揚するという効果をもたらします。
また、テレビや学校教育の現場、更には子供用絵本にまで「日帝撲滅」や「抗日」を掲げていたりします。
(中国では、抗日運動のドラマが日本の時代劇のように流されているようです。この辺りは不勉強のため、もっと知らないといけないと考えています)
彼等が訴えたいと思う事は、僕の拙い考えでは「帝国当時の日本の回帰に反対する」という事なんだろうなと思います。
自国に甚大な被害を齎した日本許すまじ。それが、彼等の心の中に脈々と流れています。
中国・韓国は戦争時に被った被害を、何がしか捏造して世界の世論を動かそうとする方策を取っていたという可能性も否めません。
しかし、侵略はどう繕っても侵略にしかなりません。どんなに美辞麗句を並べても、他国の地に武力で乗り込んだのです。
自国の領地に突然敵が攻めてきたらどう思いますか? 彼等を憎み、彼等を追い出すまで戦うというのが率直な感情なのではないでしょうか。
日本で唯一地上戦が行われた沖縄も、アメリカとの戦闘でした。勿論日本はアメリカを敵視し、彼等を追っ払うため良く闘ったと思います。
沖縄は本土からは程遠い場所にあります。それが故に、本土から遠く離れた戦いとしか受け止められていないのではないでしょうか。
他の国に国土全土を蹂躙されたという歴史を持たない日本の感覚と、侵略された側のアジア諸国との感覚のずれは、やはり埋めなければならないと思います。

この問題は非常にデリケートですし、賛成だ反対だといって変に煽ったりするのも危険な事だと思います。
ネットでは賛成論者が多いようで、これに反対ですというのは何気に勇気のいることだと感じています。
ただ、小泉総理の強引な姿勢がこれからの政治スタイルに乗り移り、様々な事がなし崩し的に行われないよう願いたいものです。
ファシズムとは、そういう政治スタイルから生まれやすいのですから……。

まぁ、人が人を殺しあう「非人間的な行為」を認めたくないだけだったりするんですよ。
ただ単に自分が臆病なだけなんでしょうけれども、そういったところでは臆病でありたいと思うのです。

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