ボイスドラマ「 Ararat −ミリディア王国・王女と聖女−」企画書


【あらすじ】
新暦364年1月。スコア大陸北西部・クレフ地方に激震が走った。
大陸中央の雄国、ワームド帝国がクレフ地方へと進行してきた。
帝国と国境を有するフランク公国は迎撃するが、善戦空しく本拠地サーヤックは陥落する。
公主は処断され、その娘(マーリィ=サムスヴァリア)は逃亡した。
ワームド帝国の北進に伴い、クレフ地方は混迷を極めた。
アタッカ公国の主、十河(そごう)重忠が配下の熊須克昭によって暗殺、
公国領地であったリーヴゲルムが独立する。
トランクイロ王国は熊須の動きを支持するが、各領主からは非難の声が出る。
クレフ地方の秩序を築くため、各々の国は立ち上がる……。

最年少で国の王となった、ミリディア王国の国主セレス。
幼くして『クレフの聖女』と謳われたミツハ。
二人の間には、揺るがぬ信頼が築かれていたはずだった。
戦乱は、彼女達をも引き裂く。
友を遠ざけた若き王女の頭上に輝くのは、斜陽の紅か、暁鐘の陽光か。


【概要】
ファンタジー戦記風味なボイスドラマ(目標)

【傾向】
かなりシリアスな感じです。

【キャラクター】
○セレス=ミリディア 18歳/少女/声質:中〜高の少女声
 ミリディア王国第6代国王。
 父親で先代のガラミティ王が不慮の事故で死亡し、その後を受け継ぎ、14歳という若さで国王となった。
 自分に自信が無く、政務も家臣に任せていいる事が多い。
 親友のミツハのみ心を開いていたが、十河重忠の救援に向かう途中で引き返して来たミツハに猜疑心が募り、彼女を自ら遠ざけてしまう。
 自らの心を、自らの縄で縛っているようである。

 少し暗めな雰囲気を醸し出して下されば良いかなーと。
 (セリフ数:56

○ミツハ=ヴァンドルーア 18歳/少女/声質:中〜高の少女声
 クレフ最高の魔術師。『クレフの聖女』と謳われる。
 360年にクレフ地方を襲った大地震の際、瓦礫に埋もれた多くの人達を助けるため、爆発魔法を使用し、瓦礫を破壊。
 それにより、彼女の居たミリディアの死者は最小限に止める事が出来たと言われている。
 ミリディア王セレスとは幼き頃からの親友。
 セレスの両親が事故で亡くなった時も、彼女のそばで励まし続けていた。

 気丈な感じを出して下されば。
 (セリフ数:57
 
○トーリア=ヴァレンティーナ 20代後半くらい/女性/声質:低〜中の女性声・姉御肌
 平民出身のミリディアの将軍。
 女性とは思えない程の剣術の上手さを誇るが、それは日々訓練を行っている努力の現われである。
 ミリディア王国を思う気持ちは人一倍強い。
 国を売ろうとする輩に対しては、厳しい態度を取る事もしばしば。

 姉御肌なキャラクターです。
 (セリフ数:9

○ランジェ=マリメデ 25歳程度/女性/声質:中の女性声・優しい感じ
 ミリディア王国の筆頭侍中(秘書)。
 トーリアが剛の人ならば、ランジェは柔の人。
 内政を得意とし、国を裏で支える縁の下の力持ちのような存在である。
 (ミリディアにあるヴォルニア学園の卒業。)

 優しい母性を持っているお方です。
 (セリフ数:8

○ズーク=ロイスブルグ 10代前半/少年/声質:中〜高の少年声・元気な感じ
 チャルダラ出身の少年。
 360年の大地震で両親を失い、自らも瓦礫の中に生き埋めになってしまったが、ミツハによって命を救われた。
 それ以来、自らも魔術を身に付けたいと思い、ミツハに付き従っている。
 しかし、なか魔術はモノになっていないようである。
 
 ショタなキャラクターです。
 (セリフ数:3

○チキータ=リュブリャナ 30代前半/男性/声質:低〜中の男性声・落ち着きのある感じ
 ミリディア王国の軍師。
 先王より王国に仕えているが、セレスの政への意欲の無さに危機感を感じている。
 それ故、セレスへの接触を図ろうとしているが、元来心を開かないセレスに、
 最近では彼女を疎ましく思う心が芽生え始めている。

 (セリフ数:45

○ホムルス=アデレイェ 50代/男性/声質:中〜高の男性声・狡猾な感じ
 ミリディア王国の侍中。
 国家の事よりも自らの利益を重んじている。
 隣国のフランク公国が帝国に滅んだ事により、
 自らの保身の為、セレスに対して帝国への降伏をしきりに訴えている。

 (セリフ数:30


○兵士 男性/声質:低〜高の男性声
 (セリフ数:8


○十河重忠 50代/男性/声質:低〜中の男性声・温厚な感じ。
 アタッカ公国という国の国主だった人物。
 配下の裏切りに遭い、自刎してしまう。
 自らの命を絶つ前に、ミツハに手紙を認めていた。
 (セリフ数:1


○ナレーション 男性/声質:低〜中の男性声
 (セリフ数:15

 

 


企画者:和光佳清

 

 

 

 

 

 

 

 

 

○あとがきと言うか、吐露したいことー。

・和光佳清が初めて作成するボイスドラマです。
 様々拙い点もあるとは思いますが、どうか宜しくお願いします。

・原作『Ararat』は、三国志や信長の野望みたいな戦略SLGとなります。
 ミリディアを含めて15の国があり、プレイ可能な勢力は5つあります。

・ホンマに作れるんかいなーとか、すんごくドキドキしておりますが、
 何とか作って行きたいなぁと思います!

・ちなみに、初めて編集を行ったものは、こちらになります。
 → 
http://wakouy.web.fc2.com/test.wav
  五月雨柾様が制作しているSRCシナリオ『アークウェルロード』の台詞を、様々に混ぜ込んでみました。

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